アビリンピックの過去問題|第17回神奈川(2019)ホームページ


事前課題と当日課題が出題されるのが特徴のアビリンピック競技種目「ホームページ」。時事問題や公共性の高いテーマに関するサンプルサイトを制作し、要件に応じて作品を改変するスキルが求められる種目です。地方大会では課題の難易度や制限時間が異なるため、自分の実力に合った課題を出している大会を見つける楽しみもあります。

アビリンピック神奈川の課題は東京アビリンピックと比較して易しい内容。今回は、アビリンピック神奈川2019のホームページ課題を見ていきましょう。

競技種目「ホームページ」とは? 競技で使われたOSや開発環境

アビリンピック競技種目「ホームページ」は、与えられたテーマ・要件に従ってホームページを作成する競技です。事前課題と当日課題の2種類があり、事前に公開された課題は大会当日までに取り組み、その作品を使って当日課題に取り組むという流れになっています。

身体障害者・知的障害者・精神障害者が参加可能です。

採点は当日課題で作成されたものが対象。6つの観点から行われ、総合的に順位が判断されます。

  1. 基礎力(仕様に従って作成されているか)
  2. 技術力(分かりやすく使いやすいか、間違いがないか)
  3. 訴求力(選手のアピールポイントが伝わってくるか)
  4. 創造性(選手独特のユニークさがあるか)
  5. 芸術性(人を惹き付けるデザインになっているか)
  6. アクセシビリティ(障害の有無に関係なく誰でも利用できるよう配慮されているか

なお、事前に作成された部分や持ち込まれた素材等は採点対象にはなりません。

ホームページ競技では、市販の参考図書を1冊だけ持ち込めます。ノートやメモ、その他印刷物を持ち込むことはできません。当日に競技委員による内容確認があり、参考図書の間にメモなどを挟んでいると不正行為と見なされますので注意が必要です。競技中にインターネットを使うこともできません。

ホームページ作成で仕様する画像は、事前課題で作った作品とは別のCD/DVDに入れて当日に持って行くことができます。しかし、競技パソコンにインストールされていないソフトウェアを選手が持ち込んで使うことは許可されていません。

障害特性に応じた補助具が必要な場合は、事前に事務局に相談しましょう。

競技で使用された開発環境は、以下の通りです。

  • OS:Windows10 Home (ノートPC)
  • ブラウザ:Google Chrome
  • テキストエディタ:TeraPad、Sublime Text
  • 画像閲覧ソフト:PictBear Ver2.04

制限時間

アビリンピック神奈川のホームページ競技の制限時間は60分です。

事前課題で作品をしっかり作っておかないと時間切れになる可能性があります。当日課題で出される課題例は事前課題で示されるので、課題例にあるような改変がスムーズにできるよう、可能な範囲で準備・確認しておきたいところです。

事前課題の概要

事前課題では仕様に従ってサンプルサイトの大部分を作成しましょう。2019年の事前課題で出された仕様は、以下の通りです。

作品の作成にあたっては、次の点にも従いましょう。

  • ソースコードは見やすく分かりやすく記述する
  • 他の人の力を借りず、選手自身が今回の競技のために新たに作成する

作品が出来上がったら、大会主催者が用意する競技用「USBメモリ」内の「作品」フォルダに提出します。「作品」フォルダ内のサブフォルダは適宜作成・変更して構いません。

当日課題の概要

大会当日の課題は、事前課題で作成したサンプルサイトを指示に従って改変するという内容です。

競技が開始されたら、まずは事前課題の作品を競技用PCにコピーして編集・閲覧できるようにしましょう。必要に応じて、用意した素材もPCにコピーします。ただし、特別に高価な素材などは利用が認められない場合があるので注意が必要です。

当日課題で出される内容は、次のようなものがあり得ます。

  • イベント開催予定をホームページのどこかで紹介する
  • ホームページにお知らせを追加する
  • 女性向け(または男性向け)のデザインに変更する
  • 問い合わせフォームに項目を追加する

事前課題の後半にこうした課題例が示されていますので、いずれの場合でも対応できるよう準備しておきましょう。

他のアビリンピックのホームページ競技課題

アビリンピックのホームページ競技課題に取り組む場合は、他の地方アビリンピックや全国アビリンピックの課題も参考になります。

たとえば東京アビリンピックの課題では、時事問題に関連した取り組みを紹介するサンプルサイト作成が出題されています。当日課題ではSNSサイトの追加や検索フォームの追加などが課されました。

アビリンピック過去問題|第17回東京(2018)ホームページ

全国アビリンピックの課題では、イベント開催に関連したホームページの作成などがあり、当日課題では追加ページの作成や印刷した場合にのみ見える文字列を設定するといった内容が出されました。

競技課題の難易度としては、アビリンピック神奈川よりも東京アビリンピックの課題のほうが難しく、東京アビリンピックよりも全国アビリンピックのほうが難しいといったイメージです。

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