障害者におすすめのスポーツ系習い事


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障害者のご家族の方の中には、障害者ご本人が療養生活などで単調な日々が続いていることを気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当事者ご本人も、療養生活が続き体力への不安や、なかなか外出できないことについて、今後の社会生活に馴染んでいけるのかご心配な方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、体調がすぐれない場合には無理は禁物です。ただし、気分転換や趣味の一環として「習い事」を始め、社会参加のきっかけになることもあります。今回は、障害のある方でも始めやすいスポーツ系の習い事についてご紹介します。

障害者におすすめのスポーツ系習い事

障害者にスポーツがおすすめな理由

スポーツで体を動かすことは、身体・精神の双方によい影響をもたらすと言われています。定期的な運動を習慣づけることによって身体機能の向上、疾患の予防、抑うつ状態の改善などが期待できます。

また、習い事としてスポーツ教室に通えば、参加者同士のコミュニケーションも生まれます。コミュニケーションによって自己肯定感や自信を得られたり、協調性、コミュニケーション能力を身につけられたりなどのメリットもあるのです。

「身体障害がある」「体を動かすことが苦手……」など、スポーツに抵抗のある方でもできるスポーツ系の習い事はたくさんあります。次に、障害別におすすめのスポーツをご紹介します。

身体障害のある方におすすめのスポーツ

ボッチャ

2022年東京パラリンピックの開催もあり、注目されている障害者スポーツの一つが「ボッチャ」です。ボッチャはもともと重度脳性まひの方や四肢重度機能障害を持つ方を対象に考案されたスポーツ。そのため、運動能力に自信のない方でも、そうでない方でも誰でも楽しめます。

ボッチャのルールはとてもシンプル。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに赤もしくは青のボールを6球ずつ投げたり転がしたりして、赤・青のボールをジャックボールに近づけられるかを競います。ご自身でボールを投げることが難しい障害者に対してはサポーターがついたり、滑り台などの道具を使ったりすることも可能です。

ボッチャの詳しいルールはこちらの記事でも解説しています。
パラリンピック競技で話題の「ボッチャ」 ルールや用語を分かりやすく解説!

ゴールボール

ゴールボールは3対3のチームで、攻守交代しながら鈴の入ったボールをゴールに向かって投げたり防御したりして得点を競うスポーツです。視覚障害者のスポーツとしてパラリンピックの種目にもなっています。

視覚障害の程度にかかわらず、目隠しをつけて視界を遮った状態でプレイする点も特徴。チームで声をかけあってパスをしたり、ボールの中の鈴や移動中の音が鳴らないようプレイしたりなど、戦略も多彩です。

ウォーキング・マラソン

せっかく体を動かすなら外がいいとお考えなら、ウォーキングやマラソンはいかがでしょうか。心地よい外の風を感じながら歩いたり走ったりすることでリフレッシュできるほか、基礎体力の向上も期待できます。

走るための身体機能に問題がなければ、視覚障害や聴覚障害をお持ちの方でも伴走者がサポートすることで完走も可能です。

知的障害・精神障害のある方におすすめのスポーツ

体操・トランポリン

あまり激しい運動はしたくない……という方には体操やトランポリンがおすすめ。体操では、ラジオ体操など比較的軽いものからエアロビクスなどある程度体を動かすものまで幅広い中から選べます。全身を動かすことで血行がよくなり、身体機能の向上だけでなくリフレッシュ効果もあります。体操は、一度覚えれば自宅でも行えるので長く運動を続けたい方におすすめです。

また、トランポリンもおすすめの運動のひとつ。リズミカルに跳ねるだけで楽しい気分になれるほか、姿勢改善効果や脂肪燃焼効果も期待できるとされています。5分間トランポリンをするだけで1km相当のランニングの脂肪燃焼効果(30〜50キロカロリー)が得られるとのデータも。

水泳(スイミング)

水泳は全身運動ですが、水の浮力により膝などに負担がかかりにくいことから体力に自信のない方でも始めやすいスポーツです。水の持つ粘性によって適度に抵抗力が働くため、水中ウォーキングだけでも十分なエクササイズ効果が期待できます。

自治体やNPO団体などが開催する水泳教室では障害者向けの教室も用意されていることがあります。そうした教室では障害特性に配慮しながら、泳ぎが得意でない方でも水泳を楽しむことが可能です。

卓球

誰でも気軽に楽しめる卓球。障害の程度によってルールの理解が難しくても、ルールを簡単なものに変更することによって競技に参加することが可能です。卓球はリズミカルに球を打ち返していく競技のため、体全体や手先の感覚の強化やリズム感の醸成なども期待できます。

対戦相手を敬う姿勢や、ダブルスの場合はチームメンバーとの協調性なども養えるため、心理的側面でもよい影響を受けられるといえるでしょう。

ライフフィットネス

オンラインで受けられるレッスンもあります。
ライフフィットネスは「うつなどの精神疾患からの復職支援」に特化したオンラインフィットネス。
筋トレなどのハードワークではなく、

  • 心地よい範囲の運動で、身体が軽くなり動きやすくなる
  • 運動が苦手な方も「できる」を実感し、自信を付ける
  • 運動を通して自分自身と向き合う練習をする

といった、「心と体を整える」を目指す運動です。
身体への負荷もラジオ体操程度と始めやすく、ご自宅の小スペースで出来るのも魅力的です。

ライフフィットネスの詳しい内容や、無料レッスンなどこちらの記事でご紹介しています。
うつからの復職準備にオンラインフィットネス│運動で繋がるコミュニティで孤独や不安の解消に

仕事を続ける力とスポーツの関係

安定した職業生活を続けるには、健康管理が大切です。
健康管理とは、心と体の健康を維持していくこと。

これには、運動が大きな役割を果たします。
運動には、ネガティブな気持ちを発散させたり、心身をリラックスさせ、良い睡眠リズムを生み出す効果があります。また運動をすることで、不安を感じにくくなるという研究もあります。

運動習慣のない方は、まずはウォーキングなど軽い有酸素運動から始めてみてはいかがでしょう。

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