引受基準緩和型保険とは? 障害・持病があっても加入できる保険6選


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多くの人は、国保や社保以外に任意加入の生命保険や医療保険、損害保険などに入っています。しかし、持病や障害があると、なかなか入れる保険が見つかりません。そこで、今回は障害者が入れる保険のポイントと有名な補償制度・保険6つをご紹介。加入できる条件だけでなく、保険金が支払われるケースと支払われないケースも確認していきます。

障害者が入れる保険のポイントと引受基準緩和型保険

一般の持病がない人や身体の病気で症状が軽い人が入れる医療保険や損害保険。障害を持っている人については、事故が起きたり病気が悪化したりするリスクが高いとして、補償されないケースが多く見られます。

実際に保険加入を検討する際、「保険金をお支払いしない場合」「注意事項」「支払い対象外」「免責事由」といった欄を見てみましょう。多くの場合、「精神疾患」「精神障害中」という文言があったり、契約以前に発症している病気等についての補償はできないといった内容が書かれていたりすることが分かります。

しかし、そうした保険に加入するのが難しい人々のために開発された保険があります。「引受基準緩和型」というタイプの保険です(他に「限定告知型保険」「選択緩和型保険」とも呼ばれます)。

引受基準緩和型は、通常の加入できる基準よりも緩い基準になっているのが特徴。一方、基準が緩和される分、支払う保険料が割り増しになっていたり、支払われる保険金が通常のプランより少なくなっていたりするというデメリットがあります。

しかし、引受基準緩和型は「保険に入りたいのに入れない」という問題の解決策になります。所定の告知事項に1つも当てはまらなければ原則として加入できるからです。

<引受基準緩和型保険の告知事項の例>

  • 3か月以内に医師から入院・手術・検査をすすめられたことがない
  • 過去2年以内に病気やケガで入院や手術をしたことがない
  • 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがない

注意すべきなのは、引受基準緩和型といっても対象から精神障害者を除外している場合があるということ。加入を検討する際は、告知事項の内容のチェックがとても大切です。

では、実際に障害者が加入できる保険にどのようなプランがあるのか、具体的に見ていきましょう。

しょうがい共済制度(厚生労働省・独立行政法人福祉医療機構)

「しょうがい共済制度(障害者扶養共済制度)」は、独立行政法人福祉医療機構が手掛ける心身障害者向けの任意加入共済制度。障害のある人を扶養している人が毎月掛け金を払うことで、扶養者が亡くなったり重度障害になったりした後に、障害のある人に対して終身一定額の年金を支給するというものです。

しょうがい共済制度は、都道府県や指定都市が条例に基づいて実施している点も特徴。公的な制度なので、掛け金が割安で安心して加入できるのが大きなメリットです。昭和45年の発足から約50年が経過し、21万人ほどが加入し8万人ほどの障害者に年金を支給してきました。

掛け金は加入者が加入した時の年齢・時期に応じた金額(5,600円〜23,000円)となっていて、障害者1人あたり2口までの加入が可能です。さらに、20年以上加入し、加入者が4月1日時点で満65歳に達した場合、それ以降の掛け金の支払いが免除されるという嬉しい仕組みもあります。

<支給対象となる障害者>

  1. 将来独立自活が難しいと認められる人で、知的障害をもつ人
  2. 将来独立自活が難しいと認められる人で、身体障害者手帳1級から3級までに該当する人
  3. 将来独立自活が難しいと認められる人で、精神または身体に永続的な障害のある人(自閉症、統合失調症、脳性麻痺、進行性筋萎縮症、血友病など)であり、その障害の程度が(1)または(2)と同程度と認められる人

<加入できる人>

  • 都道府県・指定都市に住所があり、障害者を扶養している保護者
  • かつ、65歳未満で特別の疾病または障害をもっていない人
  • 障害のある人1人に対して、加入できる保護者は1人のみ(1人の保護者が扶養する複数の障害者に対して加入することは可能)

<支給されるケース>

  • 加入者が死亡、または重度障害と認められた場合に、扶養されていた障害者に1日あたり月額2万円の年金を支給
  • 加入者より先に障害者が死亡した場合は、一時金として加入期間・加入時期に応じて弔慰金(3万円〜25万円)を支給
  • 5年以上加入した後にこの制度から脱退した場合は、加入期間・加入時期に応じて脱退一時金(4.5万円〜25万円)を支給

<支給されないケース>

  • 加入日以後1年以内の自殺で加入者が亡くなった場合
  • 障害のある人の故意で加入者が亡くなった場合
  • 加入者の故意または重大な過失に基づく行為で加入者が重度障害状態になった場合
  • 加入者の犯罪行為で加入者が重度障害状態になった場合
  • 障害のある人の故意による傷害行為で加入者が重度障害状態になった場合
  • 加入前の疾病・災害で加入者が重度障害状態になった場合
  • 加入前に加入者がもっていた障害状態または加入前の原因によって、加入した後に障害状態を生じた場合で、すでに障害がある身体の部位と同じ部位に障害が加重した場合

問い合わせや申込みは、各都道府県・指定都市の扶養共済制度担当部(局)へ。東京都と神奈川県の場合、以下の部署が担当窓口です。

  • 東京都の場合:福祉保健局障害者施策推進部計画課(TEL 03-5320-4148)
  • 神奈川県の場合:福祉子どもみらい局福祉部障害福祉課(TEL 045-210-1111)

【参考】
心身障害者扶養保険事業|独立行政法人福祉医療機構

ぜんちのあんしん保険(ぜんち共済株式会社)

障害者向け専門保険会社であるぜんち共済株式会社が手掛けるのが、「ぜんちのあんしん保険」。日常生活で法的な損害賠償責任を負った場合や入院した時など、思わぬ出費の心強い味方となってくれる保険です。

ぜんちのあんしん保険の特徴は、年齢・性別にかかわらず一定の保険料で充実した保障を受けられること。具体的な保険料はプランによって異なりますが、月額1,300円〜3,700円で加入することができます。年々契約件数が増え、2019年3月末には4万4,833件の契約実績となりました。

人気の理由は、加入者の立場に立った「お客様を守る」保険であること。健康告知や医師の診査がなく、障害者が日常生活の中で抱える可能性のあるトラブルに対応した補償・保障を実現しています。

さらに、障害者の権利擁護に詳しい弁護士をぜんち共済の顧問に迎え、トラブルについての相談・解決のサポートを行っているのも、あんしん保険が信頼できる保険である理由の1つとなっています。

<加入できる人>

  • 満5歳〜満74歳(プランによって異なる)
  • 知的障害者やその家族・親族
  • 発達障害者やその家族・親族
  • ダウン症の人やその家族・親族
  • てんかんの人やその家族・親族
  • ぜんち共済が認める人やその家族
  • ぜんち共済が認める団体・施設・企業に所属している職員やその家族

<保険金が支払われるケース>

  • 病気やケガで死亡したとき
  • 特定疾病で死亡したとき
  • ケガで特定重度障害状態になったとき
  • 病気やケガで入院したとき(1回最大30日)
  • てんかんなど特定の疾病で入院したとき(1回最大30日)
  • 入院保険金が支払われたとき(入院一時金)
  • 1泊2日以上の入院に伴い公的医療保険対象の手術を受けたとき
  • ケガで通院したとき(1回の事故につき30日)
  • 被害事故が生じ、弁護士に法律相談したとき
  • 被害事故が生じ、弁護士に委任したとき
  • 被害事故が生じ、弁護士に接見を依頼したとき
  • 個人賠償責任が生じたとき(国内の事故では示談交渉サービス付き)

<保険金を受け取れないケース>

  • 保険契約者、被保険者または保険金受取人の故意により死亡したとき
  • 自殺行為、犯罪行為、刑の執行で死亡したとき(保障内容による)
  • 無免許運転、酒気帯び運転での事故で死亡したとき(保障内容による)
  • 精神障害、アルコール依存、薬物依存で死亡したとき(保障内容による)
  • 先天異常またはこれに随伴する疾病で死亡したとき
  • 災害で死亡したとき
  • 初年度の責任開始日から起算して30日目以前に死亡・入院したとき

ぜんち共済の保険金支払い実績には、たとえば以下のようなものがあります。

  • 重症肺炎と診断され2日間入院後に死亡したケース(123万円)
  • 大腸癌で60日間入院し、その間に化学療法や手術等を受けたケース(53万円)
  • 起床時にふらついて転倒し足首を骨折して入院・手術・通院したケース(約46万円)
  • 仕事中に鉄筋に手を挟んで骨折し、通院したケース(9万円)
  • 施設でパニックになり、職員の車4台を棒等で傷つけたために個人賠償責任が生じたケース(約70万円)

ぜんちのあんしん保険なら、知的障害、発達障害、ダウン症、あるいはてんかんがある人の生活をトータルにサポートしてくれるでしょう。

加入申込みは、公式サイトからwebで申し込める他、以下の代理店からも可能です。

  • 東京都:株式会社永田事務所(千代田区神田佐久間町)、株式会社ライフィ(港区三田)
  • 神奈川県:株式会社ベストパートナー(横浜市西区)、株式会社ブレイヴフィールド(大和市大和東)

【参考】
ぜんちのあんしん保険|ぜんち共済株式会社

心身障がい児・者のための総合補償制度(JIC・全国知的障害児者生活サポート協会・AIG)

「心身障がい児・者のための総合補償制度」は、株式会社ジェイアイシーが保険代理店となり、全国知的障害児者生活サポート協会、AIG損害保険株式会社と共に実現させた補償制度です。引き受け保険会社はAIG損害保険です(2018年にAIUと富士火災海上保険が合併してAIGとなりました)。

昭和57年からの長い実績を誇る制度で、取扱代理店も専任。安心して相談できるのが魅力です。

<補償対象者>

  • 障害のある人(障害の程度は不問)

<加入できる人>

  • 障害者の保護者または成年後見人

<保険金が支払われるケース>

  • 誤って他人の物を壊してしまったとき
  • 誤って他人にケガをさせてしまったとき
  • 障害のある本人がケガで入院したとき(最大180日)
  • ケガの治療のために手術を受けたとき(1事故1回)
  • 障害のある本人がケガで通院したとき(最大30日)
  • 障害のある本人が事故の日から180日以内にケガが原因で死亡したとき
  • 障害のある本人がケガで身体に後遺症が生じたとき

<保険金を受け取れないケース>

  • 故意または重大な過失が原因であるとき
  • 自殺行為、犯罪行為、または闘争行為が原因であるとき
  • 無資格運転、酒気帯び運転、麻薬の使用などが原因であるとき
  • 病気や心神喪失が原因であるとき
  • むちうち症、腰痛などで医学的他覚所見がないとき
  • 自傷行為のうち継続的な行為を原因とするもので、急激性のないとき
  • てんかんを含む脳疾患や疾病、心神喪失によってケガをしたとき
  • 他人から借りたり預かったりしている物を壊したとき
  • 自動車のドアを空けるときに他の自動車を傷つけたときなど、自動車の所有・使用・管理が原因となって起こった事故
  • 仕事上の損害賠償責任であるとき
  • 同居の親族に対する損害賠償責任であるとき

加入申込みや問い合わせは、全国にあるJICの各事業所へ。東京都と神奈川県は、株式会社ジェイアイシー本社(新宿区西新宿)が管轄しています。

なお、知的障害者や自閉症をもつ人専用の補償制度もあるので、該当する方はぜひ公式サイトをご確認ください。

【参考】
心身障がい児・者のための総合補償制度|株式会社ジェイアイシー

JLSA個人会員+「わたしのお守り総合補償制度」(JLSA・損保ジャパン株式会社)

一般社団法人全国地域生活支援機構(JLSA)と損保ジャパンによる補償制度がJLSA個人会員を対象とした「わたしのお守り総合補償制度」です。加入条件はやや特殊ですが、サービスが充実しています。

この制度は、損保ジャパンが手掛ける「わたしのお守り総合補償制度」に団体契約の特典を付けたもの。JLSA障害者向け個人会員となることで、全ての会員が障害者保険「わたしのお守り総合補償制度」の保障を受けられるという制度です。年齢や障害の有無、障害の程度を問わず加入できるため、「今までどこの保険にも加入できなかった」という人でも大丈夫です。
どのような補償内容が必要かによって、A〜Dの4つのプランがあります。プランによる補償内容の大きな違いは、弁護士費用補償の内容です。

<わたしのお守り総合補償制度の4つのプランの違い>

  • Aプラン:被害事故・人格権侵害・労働・借地借家・遺産分割調停・離婚調停の弁護士費用を補償
  • Bプラン:被害事故・人格権侵害・労働の弁護士費用を補償
  • Cプラン:被害事故・人格権侵害の弁護士費用を補償
  • Dプラン:弁護士費用補償なし

年間掛け金は、一番高いAプランで約2万円、一番安いDプランで約1万円となっています。

<加入できる人>

  • 障害をもつ本人(精神障害者・身体障害者・知的障害者)
  • 認知症をもつ本人
  • 高齢者
  • 障害者の家族
  • 支援者

<全てのプランで共通して保険金が支払われるケース>

  • 誤って他人にケガをさせてしまったとき(示談交渉サービス付き)
  • 他人の物を壊してしまい、法律上の損害賠償責任が発生したとき(示談交渉サービス付き)
  • 職場でパニックになり、販売用の商品を壊してしまったとき
  • 災害でケガをしたとき
  • 日常生活や仕事中、通勤中、施設利用中などにケガをしたときや、そのケガを理由として入院や手術、通院をしたとき(入院は最大180日、通院は最大90日)

<保険金を受け取れないケース>

  • 故意または重大な過失が原因であるとき
  • 自殺行為、犯罪行為、または闘争行為が原因であるとき
  • 無資格運転、酒気帯び運転、または麻薬の使用等が原因であるとき
  • 脳疾患、疾病または心神喪失が原因であるとき
  • 外科的手術その他の医療処置が原因であるとき
  • 戦争や暴動が原因であるとき
  • むちうち症や腰痛等で医学的他覚所見がないとき
  • 被保険者の職務遂行に直接原因がある損害賠償責任であるとき
  • 被保険者と同居する親族に対する損害賠償責任であるとき
  • 被保険者または被保険者の指図による暴行または殴打が原因となる損害賠償責任であるとき

保険金の支払い以外にも、JLSAの個人会員になることで、同じような悩みをもつ人々とのつながりを持てるでしょう。各種トラブルや仕事・生活全般の悩み相談も可能です。

補償の詳細や申込み方法については、JLSAのサイトから無料で資料請求が可能。気になった方は、以下の公式サイトをチェックしてみてください。

【参考】
JLSA障害者向け個人会員(団体保険契約による補償あり)|一般社団法人全国地域生活支援機構

引受基準緩和型医療保険キュア・サポート・プラス(オリックス生命保険株式会社)

キュア・サポート・プラス」は、オリックス生命保険株式会社による引受基準緩和型プランです。医師の診察や健康診断が不要で、簡単な告知事項の条件を満たせば、原則として誰でも加入できます。ただ、精神疾患のうち統合失調症や依存症の場合は加入できません。うつ病などの気分障害の場合は、症状の状態によっては加入できる可能性があります。

基本のプランでは、がん・心疾患・脳血管疾患を原因とした病気・ケガを保障。七大生活習慣病の入院給付特則付きプランであれば、さらに糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全も保障対象になります。

<加入できる人(以下の条件を全て満たす)>

  • 最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがない
  • 過去2年以内に、病気やケガで入院をしたことがない
  • 過去2年以内に、病気やケガで手術をうけたことがない
  • 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれもうけたことがない
  • 主婦・学生・年金生活者以外の人である場合、失業中・無職ではない

<保険金が支払われるケース>

  • 病気で入院したとき
  • ケガで入院したとき(1回最大60日、通算1,000日)
  • 不慮の事故で180日以内に入院したとき
  • 病気または事故で所定の手術を受けたとき
  • 先進医療による療養を受けたとき
  • 責任開始時前に発病した病気を直接の原因とする入院・手術で、責任開始時以後に症状が悪化したり、その病気と医学上重要な関係がある病気を発病し、入院・手術が必要だと医師に判断されたりしたとき

<保険金を受け取れないケース>

  • 責任開始時前に発病した病気や不慮の事故を原因とする入院・手術で症状が悪化しているものではないとき
  • 故意または重大な過失が原因であるとき
  • 犯罪行為が原因であるとき
  • 精神障害の状態にあることを原因とする事故であるとき
  • 泥酔の状態を原因とする事故であるとき
  • 無資格運転や酒気帯び運転、またはこれに相当する運転が原因となる事故であるとき
  • 薬物依存が原因であるとき
  • むちうち症や腰痛等、医学的他覚所見がないとき

キュア・サポート・プラスに加入すると、セカンドオピニオンサービスや糖尿病専門サポートサービス、24時間の健康相談サービスといった無料サービスも利用可能。健康について疑問や悩みがある場合も気軽に相談できます。

【参考】
引受基準緩和型医療保険キュア・サポート・プラス|オリックス生命保険株式会社

終身医療保険 フレキシィ ゴールド S(メットライフ生命株式会社)

「フレキシィ ゴールド S」は、メットライフ生命による引受基準緩和型プランです。こちらも、精神疾患のうち統合失調症や依存症の場合は加入できませんが、うつ病などの場合は加入できる可能性があります。

持病の悪化による入院・手術で保険金を受け取れるだけでなく、保障1年目から全額の給付金をもらうことができるのも、フレキシィ ゴールド Sの特徴です。

当プランには大きく分けて「保障充実コース」と「シンプルコース」の2種類があり、さらに健康祝金の給付(10万円)の有無とあわせて合計4コースから選ぶことができます。

健康祝金とは、最長90歳までの間、5年に1回受け取れる一時金。規定の健康祝金支払い対象期間(5年)の中で、継続して10日以上の入院給付金の支払いがなく、健康祝金支払基準日(5年に1回)の前日末に生存していた場合に受け取れます。

通院やがん・心疾患・脳血管疾患の治療のための入院(支払日数無期限)が保障されるのは保障充実コースだけなので、加入を考える際はよく検討してください。

<加入できる人(以下の条件を全て満たす)>

  • 最近3か月以内に受けた医師による検査、検診または診察により、入院または手術をすすめられたり、ガン(悪性新生物または上皮内新生物)の疑いでの再検査・精密検査をすすめられたりしていない
  • 過去1年以内に、病気やケガで入院や手術を受けていない(治療のための入院・検査入院・教育入院を含む)
  • 過去5年以内に、ガン(悪性新生物または上皮内新生物)、肝硬変、統合失調症、アルコール依存症、あるいは認知症と診断されたり、これらの病気による入院または手術を受けたりしていない
  • 現在入院中ではない

<全てのプランで共通して保険金が支払われるケース>

  • 責任開始時以後に持病が悪化したことが原因で入院や手術をしたとき
  • 疾病や災害を原因として病気またはケガで入院したとき(1回最大60日、通算最大1,095日)
  • 病気やケガにより、入院中または外来で所定の手術を受けたとき(回数無制限、日帰り手術も保障)
  • 所定の放射線治療を受けたとき(60日に1回・回数無制限)
  • 責任開始時の属する日から1年を経過した翌日以後に、骨髄ドナーとして所定の骨髄幹細胞または末梢血幹細胞の採取手術を受けたとき(1回のみ・条件あり)
  • 先進医療による療養を受けたとき(2,000万円まで)

<保険金を受け取れないケース>

  • 故意または重大な過失が原因となって入院・手術をしたとき
  • 責任開始時前にすでに医師にすすめられていた入院・手術をしたとき
  • 責任開始時前にもっていた持病が悪化していない場合の持病による入院・手術をしたとき
  • 責任開始時前に発生していた不慮の事故を原因とする入院・手術・放射線治療や先進医療による療養をしたとき
  • 骨髄移植で、骨髄幹細胞または末梢血幹細胞の採取の提供者と受容者が同一人となる自家移植をしたとき

フレキシィ ゴールド Sは、入院や手術に関する保障が中心。特約をつければ、がん・心疾患・脳血管疾患の入院が日数無制限で保障されます。そして、最初から全額の保険金を受け取れることも大きな魅力。引受基準緩和型は加入から一定期間は支払われる保険料が少なくなることが多いので、他の保険と比べる際の大きなアドバンテージとなっています。

【参考】
終身医療保険 フレキシィ ゴールド S|メットライフ生命

公的サービスも積極的に利用しよう

ここまで、持病や障害があっても入りやすい各種補償制度や引受基準緩和型保険を紹介してきました。これらは自分で加入するかどうかを選ぶものなので、加入する場合は一定の保険料を支払う必要があります。

しかし、障害者手帳を所持しているなら、障害福祉サービスなどで医療費の負担自体を減らすことができます。税金の免除や交通費の減免なども受けられるため、家計の助けになるでしょう。

障害者手帳や障害福祉サービスについては、以下の関連記事で詳しく紹介しています。手帳申請や公的サービスなどの利用に、ぜひお役立てください。

(関連記事)
町田市・相模原市で受けられる精神障害者手帳のサービス
精神障害者保健福祉手帳を持つメリット・デメリットと障害福祉サービス

留意事項

本記事は、障害者の方でも加入できる可能性のある保険商品を紹介することを目的とする記事です。
各保険商品の購入を勧誘するものではありません。

また、各保険商品の購入をする際は、各企業・団体等が開示する商品の説明をよく確認し、購入するか否かをご自身で決定してください。本記事の内容のみに依存して各保険商品の購入を決定しないでください。

株式会社シープは、本記事の内容の正確性を担保するため最大限の努力をしておりますが、正確であることを保証いたしません。本記事の内容により損害が生じたとしても一切の責任を負いません。

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