アビリンピック過去問題|第18回東京(2019)建築CAD


全国アビリンピックの競技種目である「建築CAD」ですが、2019年度東京大会ではデモンストレーションとして、参加選手に順位を付けない形で実施。課題の難易度も全国大会より簡単な内容で設定されています。

東京アビリンピックの「建築CAD」の課題は、「これからスキルアップしていきたい」というCADオペレーターにとって良い練習になるでしょう。

競技種目「建築CAD」とは? 使われたOSとCAD

アビリンピック競技種目「建築CAD」は、当日に配布されるスケッチ、構造図、建具表、建築設備リストを読図し、CADシステムを使って図面枠と建築基本設計図を作成する競技です。

2019年度東京大会ではデモンストレーション競技として実施され、2階平面図の作成が課されました。

競技前の事前準備では、競技で使用する図形や文字などを登録します。当日に配布される建築設備リスト図形ファイルは、競技の事前準備や設定時に見ることができます(持ち帰ることはできません)。

設計図の作成にあたっては、指示された規格に従わなければなりません。どのような規格に従うかは事前に公開されるため、十分に確認しておきましょう。

競技で使用されたOSとCADソフトは以下のとおりです。

  • OS:Windows 8.1 Pro
  • CADソフト:Auto CAD 2016、JW_CAD Version 8.01

「建築CAD」で用意されるもの・持参できるもの

「建築CAD」では、競技で使用するデータ、提出に必要なプリンタ用紙、図面作成に必要なパソコン、ソフト等が会場側で用意されます。電卓や筆記用具などは選手が自分で持ち込むことが可能です。

<会場で用意されるもの>

  • A3プリンタ用紙3枚
  • USBメモリ(建築設備リスト図形ファイル入り)
  • スケッチ、構造図、建具表、建築設備リスト
  • パソコン
  • CADソフト
  • プリンタ(全体で2台)
  • OAデスク・椅子

<選手が持参できるもの>

  • スケール:ミリメートル用
  • 筆記用具:鉛筆・シャープペンシル・マーカ等
  • 電卓

上記以外のものを持ち込むことはできません。競技中の機器やデータの貸し借りも禁止です。

障害特性から必要となる補助具等については、事前に事務局の許可を受けていれば持ち込めます。

「建築CAD」の制限時間と課題概要

東京アビリンピックの「建築CAD」は、制限時間も課題量も全国大会より少なくなっています。短い時間で集中力を保ちながら取り組む練習を重ねましょう。

制限時間

2019年度東京アビリンピックの「建築CAD」の制限時間は90分

同じ2019年度の全国大会では、3時間30分の競技時間で実施されています。

課題概要

2019年度東京アビリンピックでは、RC造建築物の2階平面図が出題されました。

図面作成と規格

競技では、スケッチ、構造図、建具表、建築設備リストを読図しながら図面を作成します。「建築CAD」で指示される規格は基本的にISOです。

ただ、規格についてはISOが国内で入手困難であるという事情から、多くの項目でJIS規格に従って作成することになっています。もし当日配布される図面等に個別に指示が記されている場合は、JIS規格よりもその指示を優先しましょう。

寸法については、スケッチに記入されている寸法に従います。寸法記入がない部分については、1マス500mmの方眼を参考に判断しなければなりません。

また、躯体寸法や建具寸法は配布された構造部材リストおよび建具表に従いましょう。

  • 躯体寸法 → 構造部材リストに従う
  • 建具寸法(と表現)→ 建具表に従う

支給されるUSBメモリに入っている建築設備リストの図形を使って図面作成を進めます。図面レイアウトは、配布されたスケッチと同じレイアウト。提出図面の縮尺は1:100です。

競技中の図面のプリンタ出力は、提出用を含めて3枚まで可能。テストプリントをする場合は、時間に余裕をもって行いましょう。

課題提出

課題提出にあたっては、プリンタ出力したものと、それと同じ図面のデータをUSBメモリに保存したものを提出します。

競技の終了時刻が近づくとプリンタが混み合いますので、テストプリントは少し早めに行いましょう。テストプリントの時点で提出可能な図面を印刷できた場合、それを提出物としても構いません。

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