11月17日から第43回全国アビリンピック開催！2023年度の会場と競技一覧

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第43回全国障害者技能競技大会（第43回全国アビリンピック）が、11月17日（金）から19日（日）の3日間にわたって開催されます。競技会場は愛知県国際展示場。昨年度に続いて、オンラインでの開会式や「障害者ワークフェア」も開催予定です。技能デモンストレーションには、近年話題となっているドローン操作や物流ワークが登場。競技種目と大会日程をお伝えします。

2023年11月「第43回全国アビリンピック」愛知県で開催！

2023年11月17日（金）から3日間にわたり、「第43回全国アビリンピック」が愛知県にて開催されます。

アビリンピックは、障害のある方々が職場や訓練で培ったスキルを競う大会。毎年20以上の競技種目で競われ、障害のある方がもつ職業能力の高さを見せてくれます。今年度は、愛知県国際展示場にて25種目の競技と2種目の技能デモンストレーションを実施予定です。

入場制限なしで、一般来場者も現地での観戦が可能です。

全国アビリンピック開催にあわせて、同会場では「障害者ワークフェア〜働く障害者を応援する仲間の集い〜」も開催されます。障害者雇用事業所や障害者職業能力開発施設、特別支援学校などが展示等を行い、実演や体験イベントも実施。競技開始を待つ間や休憩時間など、ぜひお楽しみください。

第43回全国アビリンピックでの感染症対策

今大会では、前回よりも緩やかな感染症対策が予定されています。具体的には、

• 入場者に対するワクチンの複数回接種、PCR検査の陰性証明の提出、体調確認書の提出は不要
• 会場内の対人距離に原則として制限なし（大会運営上支障のない範囲で）
• 大声での応援に原則として制限なし（大会運営上支障のない範囲で）

などで制限が緩和されました。

一方で、引き続き実施される感染症対策もあります。

【全国アビリンピックの主な感染症対策】

• マスク着用の推奨（会場内の混雑時など）
• 手指消毒の推奨（会場入口に消毒液を設置）
• 空調運転を活用した会場内換気の実施
• 必要に応じた扉・窓などの開口

ただし、感染症の発生状況によっては、対策内容が強化・追加される場合もあります。会場で参加・応援される方は、必ず公式ページで最新情報をご確認ください。

競技種目一覧と大会日程・会場

大会は3日間にわたって行われますが、競技自体は11月18日（土）にまとめて実施されます。各日の予定は、下表のとおりです（10月16日現在の予定）。

【第43回全国アビリンピック 大会日程】

11月17日（金）	オリエンテーション（参加選手が対象） 開会式（オンラインでの配信あり）
11月18日（土）	技能競技 技能デモンストレーション 障害者ワークフェア
11月19日（日）	閉会式・成績発表

 

各競技種目の実施時間帯は、次のようになっています。

 

【競技種目の実施時間（予定）】

午前・午後を通して実施（昼休憩あり）
洋裁	9:00-16:00
家具	9:00-16:00
電子機器組立	9:00-14:30
義肢	10:30-16:15
歯科技工	9:00-15:00
ホームページ	9:30-15:00
フラワーアレンジメント	11:00-16:10
コンピュータプログラミング	9:30-16:30
ビルクリーニング	9:00-16:00
製品パッキング	9:50-13:40
喫茶サービス	9:00-16:00
写真撮影	9:00-14:00
パソコン組立	9:30-14:30
縫製	10:30-15:30
木工	9:00-16:00
物流ワーク（デモ）	9:30-14:30
ドローン操作（デモ）	10:30-14:00

 

午前に実施
DTP	9:00-12:30
建築CAD	9:00-12:30
ワード・プロセッサ	9:00-12:00
データベース	9:00-12:00
オフィスアシスタント	10:00-12:00
表計算	10:15-11:30
パソコン操作	10:30-12:00

 

午後に実施
機械CAD	13:00-16:10
ネイル施術	13:30-16:30
パソコンデータ入力	13:30-16:00

各日時は変更される可能性もありますので、公式ページで最新情報をご確認ください。

競技をより楽しむなら事前公表課題のチェックも！

全国アビリンピックでは、毎年多くの競技種目が実施されています。競技によっては非常に専門性が高く、選手たちが何を作っているのかわかりにくい場合もあるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、事前に公表されている課題を見ておくことです。全ての競技種目で公表されているわけではないものの、ほとんどの競技で課題概要を確認できます。

• 第43回全国アビリンピック事前公表課題｜JEED

特にネイル施術やフラワーアレンジメント、DTP、ホームページなど、デザインも評価対象となる競技では、各課題に対してどのように作業を進めるのか、どのような素材を選ぶのかなど、各選手の個性が見られます。他の競技でも、「自分ならどう進めるか」を想像しながら観戦すると、より楽しめるでしょう。

2020年からは、競技の様子などが動画配信されるようになりました。選手達の努力が結実するアビリンピック、選手たちへの応援をよろしくお願いします。

【参考】
Abilympics.jp (アビリンピック公式サイト)
第43回全国アビリンピック開催概要