2025/01/23
アビリンピック過去問題|アビリンピック神奈川「オフィスアシスタント」(2022年・2023年)
本ページはプロモーションが含まれています
アビリンピック神奈川で毎年実施されてきた競技種目「オフィスアシスタント」。コロナ禍で競技会自体が中止された2020年大会以外は、例年通りの内容で実施されました。
オフィスアシスタント競技の課題は、大きく分けて発送準備課題と封筒仕分け課題の2種類があります。課題内容、競技時間、採点基準などをご紹介します。
アビリンピック神奈川「オフィスアシスタント」の概要
アビリンピック神奈川の2021年大会から2023年大会では、毎年同じ内容、同じ評価基準でオフィスアシスタント競技が実施されました。
オフィスアシスタント競技と他の種目の大きな違いは、競技当日に課題の進め方の説明と練習時間があることです。
オフィスアシスタント競技で高評価を得るためのポイントは、制限時間内になるべく多くの発送準備・仕分けを正確に行い、打ち切り時間内に完成させること。完成しなかったものは、評価対象とはなりません。標準時間内に全てを完成させた場合は、打ち切り時間内に完成させた場合よりも高い評価になります。
オフィスアシスタント「発送準備課題」の内容・競技時間・評価基準
オフィスアシスタント競技の第1課題は「発送準備課題」です。封筒に指定された宛名シールを貼り、宛名ごとに送付状に書かれた書類を入れる作業です。そのため、大きく分けて2つの工程があります。
封筒の数は約30通。封入する書類については、1つの送付状で3種類、最大で10枚の資料を入れます。
宛名は6種類しかありませんが、送付状は約30通分。送付状は宛名ごとに分類されていない状態で渡されるため、競技が始まったら、自分で宛名ごとに分類するとよいでしょう。
発送準備課題の説明時間・練習時間・競技標準時間などは、以下の通りです。
【発送準備課題 競技時間】
競技時間 |
説明15分 + 練習15分
競技標準時間 30分(打ち切り時間 35分) |
発送準備課題のうち、宛名シール貼りの具体的な作業内容と評価基準は、次のものです。
【発送準備課題・宛名シール貼り 作業内容と評価基準】
作業内容 |
6種類の宛名シールを角2封筒に貼る
|
評価基準 |
|
宛名シールを貼った封筒に入れる書類のピッキングと封入作業は、以下の指示に従って行います。指示内容がほぼそのまま評価基準となっています。
【発送準備課題・ピッキングと封入 作業内容と評価基準】
作業内容 |
送付状に従って資料を集め、指示順に封筒に入れる
|
評価基準 |
|
まずは正確な作業ができるよう練習し、少しずつ作業にかかる時間を縮めていくとよいでしょう。A3の書類は、大会によって折り方が異なる場合があります。説明時間と練習時間でよく確認し、折り方を間違えないように気をつけてください。
大会当日は、第1課題が終了してから第2課題が始まるまでの間に、15分の休憩時間があります。
オフィスアシスタント「封筒仕分け課題」の内容・競技時間・評価基準
オフィスアシスタント競技の第2課題は、「オフィスに届いた封筒を部署ごとに仕分ける」という作業です。選手には、仕分けるべき封筒と、仕分けの際に使う氏名一覧が配られます。
封筒仕分け課題の説明時間・練習時間・競技標準時間などは、次の通りです。
【封筒仕分け課題 競技時間】
競技時間 |
説明5分 + 練習5分
競技標準時間 10分(打ち切り時間 13分) |
封筒仕分け課題で使われる封筒には、部署が不明なものが含まれています。その場合は、氏名一覧を確認して正しい部署に仕分けます。もし氏名一覧を見ても部署がわからない場合は、「不明」という扱いになります。
作業に関する指示内容と評価基準は、下の表の通りです。
【封筒仕分け課題 作業内容と評価基準】
作業内容 |
5種類の封筒を部署別に仕分ける
|
評価基準 |
|
第1課題と同じように、課題の指示に従って正確に、かつスピーディに作業を完了できるかどうかが高評価のポイントです。
【参考】
アビリンピック神奈川 公式ページ|JEED 神奈川支部