2018/08/10
仕事に活かそう「PDCAサイクル」の話
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みなさん、こんにちは。
先日、私が勤務する就労移行支援事業所「ルミノーゾ町田」で外部の講師の方に「お仕事のダンドリ術」というテーマで講演をしていただきました。
利用者さんにも大変好評でしたが、やはり就職した後のことは皆さん気になるようです。
今日は就職した後、耳にするかもしれない、PDCAサイクルという話をテーマにしてみましょう。
PDCAサイクルとは
PDCAサイクルとは、生産管理、品質管理を進めるための手法として提唱されたものです。
PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。
Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
Do(実行):計画に沿って業務を行う。
Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。
Wikipediaより
要は、計画→実行→評価→改善 を繰り返し、業務の改善をしていこうというお話です。
PDCAを業務にどう活かす
Plan(計画)
まず業務に当たるにあたって計画を立てます。
成果や成果に至るまでの具体的な作業内容、期限などを定める必要があります。
計画が曖昧だと、業務の遂行の難易度が上がります。
業務に慣れるまでは、極力具体的になるように、上司の方や先輩の方と相談をして立てる必要があるでしょう。
いわゆる5W1Hを意識して、いつ・誰が・何を・どこで・どのようにやるのか、なぜやるのかといった点を埋めていくと具体的な計画になります。
Do(実行)
計画に沿って、業務を進めましょう。
不明な点があれば都度、上司や先輩に相談しましょう。
Check(評価)
業務が一定程度進んだら評価をします。
より客観的な評価となるように自分だけではなく、上司や先輩を巻き込みましょう。
この際「上司や先輩は忙しいから、評価をお願いするのは申し訳ない」ということが起こりうるので、計画の段階で評価のタイミングを決めておくとよいでしょう。
なお、評価は今後の業務改善のために行うわけですから、ネガティブなイメージを持つ必要はありません。遠慮なく意見を交換すると良いでしょう。
Act(改善)
評価を受けて、業務を改善しましょう。
改善点についても抽象的なものとすると、その後の実行につながりません。
良かった点・改善が必要な点にしっかりと分けて、その後の計画・実行を意識した具体的なものとしましょう。
そして、またPlan(計画)に戻ります。
このように、P→D→C→A→P→D→C→A→・・・と回していくことになります。
PDCAサイクルを利用するメリット
就職し、仕事が始まってすぐはなかなか業務に慣れないでしょう。そのようなこともあり、同じようなミスを繰り返してしまうことがあるかもしれません。
そして、同じようなミスが続くと「また、ミスするのでは」という不安が湧いてくるかもしれません。
もちろん職場の方は優しくフォローしてくれるでしょう。
しかし、このような不安が湧いてくると仕事が辛いものとなり、職場に向かうのも辛くなります。
長期の職場定着を目指す皆さんは、ミスを減らすコツをもっておいて損はありません。
このようなサイクルを利用することにより、同じようなミスが発生することを抑えることができます。
また、良かった点については定着させることができるでしょう。
業務の質を上げ、仕事が楽しくなるように、ぜひ活用してみてください。