2022/06/30
【募集終了】「パラリンアート世界大会2022」作品募集中! 世界から集まる障害者アート
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一般社団法人 障がい者自立推進機構が開催する「パラリンアート世界大会2022」で8月末まで作品を募集中です。今回のテーマは「未来(FUTURE)」。障害を持つ方でアート作品を作っている方、作ったことはないけれど挑戦してみたい方は、ぜひご応募ください。大会のコンセプトと開催概要をお伝えします。
障害者によるアート作品が集う「パラリンアート世界大会」とは
画像出典:次世代を担う世界中の障がい者アーティスト発掘コンテスト!「パラリンアート世界大会2022」作品募集開始!|PR TIMES
「パラリンアート世界大会」は、世界中の障害を持つ方が制作したアート作品が集う「障がい者アートのワールドカップ」です。2018年に初めて開催され、毎年異なるテーマを設けて作品を募集してきました。
大会の開催にあたっては、障がい者自立推進機構が旗振り役となり、アートによる障がい者の経済的自立の支援という趣旨に賛同する国内企業、団体、大使館と連携しています。
障がい者自立支援機構では障害を持つアーティストの作品を登録・管理し、企業の活動などにおいてアートが活用されて発生した報酬をアーティストに還元してきました。
画像出典:次世代を担う世界中の障がい者アーティスト発掘コンテスト!「パラリンアート世界大会2022」作品募集開始!|PR TIMES
障がい者自立推進機構が手がける障がい者アーティストの作品登録、育成、報酬の支払い等の仕組みは、上の図のようなシステムとなっています。
こうした普段の活動に加えて世界規模の大会として毎年開催されているのが「パラリンアート世界大会」です。
昨年のパラリンアート世界大会では、「笑顔(SMILE)」をテーマに作品を募集し、29カ国から862点の作品が寄せられました。グランプリを受賞したのは、イランの方による青を基調とした作品。緑豊かな地球で男の子がシャボン玉を吹き、シャボン玉の中にさまざまな笑顔が映っているという作品です。準グランプリは日本の方による作品で、赤を基調とした生命の喜びを表現する作品と、心から笑っている笑顔を印象的に描いた作品の2点でした。
作品応募の要件、応募方法
画像出典:次世代を担う世界中の障がい者アーティスト発掘コンテスト!「パラリンアート世界大会2022」作品募集開始!|PR TIMES
2022年大会は5回目の開催で、作品テーマは「未来(FUTURE)」です。「未来(FUTURE)」と聞いて連想するアートを制作してください。
画材に制限はなく、色鉛筆画・アクリル画・水彩画・油絵はもちろんのこと、切り絵・版画・書・刺繍といった作品も応募できます。グランプリに選ばれた方には30万円、準グランプリの方には10万円の賞金が贈られます。
「パラリンアート世界大会2022」の作品募集期間は、6月1日から8月31日まで(必着)。応募方法は、テーマに基づいて制作したA4以上A0程度の平面作品をインターネットでデータとして提出してください。提出データはスキャンデータ、デジカメやスマートフォン等で作成した画像データです。スキャンデータや撮影したデータを送信できないタイプの作品や立体作品、写真は審査対象外です。
応募可能点数は、1人1点、合作の場合は1グループ1点までです。
募集テーマ | 未来(FUTURE) |
応募資格 | 国籍不問
障害があることを証明する発行物をお持ちの方 個人または団体 応募規約を確認・了承した方 |
作品募集期間 | 2022年6月1日〜2022年8月31日 |
応募作品数 | 1人(または1グループで合作のもの)で1点まで |
作品のサイズ | A4以上A0(841mm×1189mm)程度まで |
使用画材 | 自由(色鉛筆画・アクリル画・水彩画・油絵・切り絵・版画・書・刺繍など)
※スキャニングができるもので、立体物や写真でないもの |
提出方法 | 応募上の注意事項・応募規約を読み、同意する
作品の画像データをWEBの専用フォームから提出 ※作品の画像データは、作品のスキャンデータ、または撮影した画像データ |
受賞作品数
(予定) |
グランプリ1名 賞金30万円
準グランプリ2名 賞金10万円 スポンサー賞 審査員賞 |
詳しくは、以下の公式ページをご覧ください。
選考スケジュールと表彰式
「パラリンアート世界大会2022」の選考スケジュールは、一次選考が2022年9月から、最終選考が同年10月からとなっており、結果発表は同年12月頃を予定しています。
受賞結果はパラリンアート世界大会の公式ホームページ、受賞者への個別連絡、表彰式で発表されます。
日程 | 予定内容 |
2022年8月末 | 作品提出締め切り(必着) |
2022年9月〜 | 一次選考 |
2022年10月〜 | 最終選考 |
2022年12月 | 結果発表 |
昨年度大会の表彰式は2022年1月に東京都渋谷区で開催されました。表彰とともに、障がい者自立推進機構の理事であるタレントの中山秀征さんとゲストの参議院議員 今井絵理子さんによるトークセッションも行われました。
表彰式の様子はYouTubeの動画でもご覧いただけます。
日々の思いを作品に!
大きな変化が多い現代、私たちは嬉しいこと、悲しいこと、こうなったらいいなと感じることなど、多くの思いを抱えて日々を過ごしています。
「未来の世界で、どんなふうになっていたらいい?」
「遠い未来、近い未来、自分は何をしていきたい?」
「未来の世界には、どんな技術がありそう?」
いつもの見慣れた風景に「未来」をのせると、少し変わった姿が見えるかもしれません。
あなたにとっての未来を作品にして、世界に届けてみませんか? ぜひ「パラリンアート世界大会2022」公式ページからご応募ください。
【参考】
パラリンアート世界大会2022 公式サイト
次世代を担う世界中の障がい者アーティスト発掘コンテスト!「パラリンアート世界大会2022」作品募集開始!|PR TIMES
2022年1月の厳選パラリンアートトピックスニュース《パラリンアート世界大会2021 表彰式特集!》|パラリンアート